当社の一日は、点呼から始まります。地味な作業に見えるかもしれませんが、安全対策としてはもっとも重要な工程だと考えています。
確認しているのは「今日の状態」
点呼では、運行管理者がドライバー一人ひとりと対面し、その日の体調、睡眠が取れているか、そしてアルコールチェックによる測定をおこないます。加えて、その日の運行予定と注意点を共有します。
アルコールチェックは、飲酒運転を防ぐという以前に、前夜の残存アルコールを見逃さないための仕組みです。本人に自覚がなくても数値に表れることがあります。だからこそ、感覚ではなく機器で確認します。
「言える空気」がなければ意味がない
点呼で大切なのは、形式ではなく中身です。体調が優れないときに「大丈夫です」と言わせてしまう職場では、いくら点呼をおこなっても安全にはつながりません。
当社では、体調不良や睡眠不足を申告した場合に、運行の変更や交代を検討します。無理をして走ることが、本人にとっても荷主様にとっても最大のリスクだからです。
帰庫時の点呼まで含めて一日
点呼は出発前だけではありません。帰庫後にも運行の状況を報告し、ヒヤリとした場面があれば共有します。そこで挙がった情報は、月に一度の安全会議で全体に展開されます。
一人が経験したヒヤリハットを、全員の知識に変える。この積み重ねが、事故を未然に防ぐいちばん確実な方法だと考えています。